- 食事の際、口を開けると音が鳴る
- 口を大きく開けられない
- 食べ物を噛んでいると顎がだるくなる
- 口の開閉で痛みが出る
など・・・
これらの症状をお持ちの方はいらっしゃいませんか?
もし1つ以上あれば、その顎の不調は「顎関節症」の可能性があります。
実は顎関節症は、特に若い女性がかかりやすいと言われています。
顎関節症の原因とは
実は、顎関節症の原因については、はっきりとしたものがまだ判明していません。
多くの要因によって引き起こされる複雑な疾患であり、原因については明確な研究が進行中とされています。
一般的な原因として挙げられるのは、
- ・歯ぎしり・食いしばりなどの噛み合わせに関する癖
- ・猫背や頬杖などの姿勢の問題
- ・精神的なストレス など
身体的心理的な要因が絡み合い、非常に多岐にわたります。
ではなぜ、顎関節症は女性に発症しやすいのでしょうか❓❓
女性が発症しやすい理由とは
理由は主に3つ挙げられます。
1つ目は、ストレスです。
仕事や結婚、家庭、子育てなどの女性を取り巻く環境の変化はかなり大きく、それによるストレスが大きく影響してきます。
また、女性は男性よりも筋肉の緊張やストレスに敏感であり、異変に気づいやすいと言われています。
ストレスがあると、食いしばりや歯ぎしりなどの緊張性の症状を増加させます。
つまり、ストレスがかかることによって知らず知らずのうちに歯を食いしばり、顎に負担を与えている女性が多いのです。
2つ目は、顎の大きさです。
女性は男性よりも顎が小さく、顎の筋肉量も少ないという特徴があります。
それに伴い骨の形成も華奢であり、筋肉も細く弱いといわれています。
3つ目は、ホルモン変動です。
女性ホルモン分泌異常が顎関節部の骨と関節に影響すると言われています。
女性の生涯にわたるホルモン変動、特に月経周期、妊娠、出産、更年期などの期間で、その都度ホルモンが大きく変化します。
これらのホルモン変化は、筋肉の緊張や関節の炎症を増加させると言われています。
どうすれば顎関節症は良くなる?