うつ病になったらまずやるべき3つの対策

こんにちは。

自律神経専門整体 四谷三丁目整体院の中澤です。
新宿区に店舗を構える当院には、オフィス街で働くお客様が多くお越しになります。その中でも、うつ病についてのお問い合わせが一番多いのですが、都心部のオフィスで働く方がうつ病になりやすい傾向にあるのかも知れません。

実は、ここにうつ病になってしまった時、早期に治療する為のヒントが隠されています。
つまり、オフィス街で働いている人に共通した生活習慣から、うつ病になったらまずやるべき3つの対策を見つけることができるので、今回はそのお話をしていきます。

≪うつ病になったらまずやるべき3つの対策≫

  1. 3日間、なにもしない
  2. 6時~10時の間に日光浴をする
  3. 15分かけて歯磨きをする

1.3日間、なにもしない

対策の1つ目は「3日間、何もしない」ことです。

対策と言いつつ、何をするのではなく「しない」ことを挙げているのは、うつ病だからこそです。
冗談の様かもしれませんが、実はうつ病になる人にはこれが一番「効き」ます。

なぜなら、うつ病という症状は”エネルギー切れ”だからです。

車で言うところのガス欠、燃料であるガソリンが空になってしまっていて走れない、というのがうつ病なのです。

燃料切れで動けないのだから何かをするよりは、何もせずにまず休むことが大事なのは当然ですよね。
けれど、うつ病になる人は皆さん、がんばり屋さんです。ガス欠になるくらいまで働き続けているわけなので、基本的に無理してがんばってしまう人で、それも無自覚にそうしていることがほとんどです。

しかも、都心のオフィス街で働いていれば、毎日仕事と通勤で1日のほとんどを拘束されている人が多いと思います。心も身体も休まる暇がありません。

なので、うつ病になってしまったらまずは意識して「何もしない」ことが最優先です。

3日間くらいは仕事も趣味もなにもかもを一旦忘れて、何もせずに過ごしてみましょう。
休んでいると身体は自然とエネルギーを回復してくれます。

大事なのは「仕事も趣味も何もかも」忘れることです。

2.6時~10時の間に日光浴

対策の2つ目は日光浴です。

これはうつ病だけでなく不眠症や自律神経失調症などの対策としてよく言われる方法ですが、とても有効です。
日光を浴びることでセロトニンというホルモンが分泌されて、それが夜になるとメラトニンに変化します。睡眠にはメラトニンが必要になるので、日光浴でセロトニンを分泌しておくことで良質な睡眠をとることができます。

6時~10時の間にセロトニンが分泌していると、夜寝る時にメラトニンが作られていいサイクルになります。

通勤や仕事中に駅や電車、建物の中ばかりにいてはなかなか日の光を浴びる機会も少ないと思います。

時間としては15分間、顔に日光を浴びるようにしましょう。
外に出なくても、窓に差し込む光で十分です。

15分間浴びることが大事なので、朝、起きる時にカーテンだけ開けて光を顔に浴びながら脳を目覚めさせるイメージでやってみましょう。

3.15分かけて歯磨きをする

3つ目の対策に関しては、オフィス街で働いているということはそれほど関係ありません。
ただ、うつ病患者のほとんどは口腔内環境があまり良くない傾向にある、という統計が出ています。

歯磨きがなんで関係するの?
と思われたと思います。

口や歯というのは意外にも脳や腸の働きにとても影響が強いことが研究されて判明してきており、口腔内の細菌や口の周囲の脳神経が影響しているようです。

つまり、歯磨きを十分にしていないと、それが脳や腸へ悪影響として響いてしまう可能性がとても高いのです。

そこで、対策の3つ目はしっかりと歯磨きをすることです。
時間として15分かけて念入りにやってみましょう。

恐らく、はじめは5分間でもしんどく感じると思うので、まずは5分間。慣れてきたらだんだんと延ばしていく形でも構いません。
プラスアルファで歯間ブラシもできると最高です。

職場に歯ブラシセットを持って行ける人は持参して、お昼休憩で磨いてみてください。

まとめ

いかがだったでしょうか?

うつ病になったらまずやってみるべき3つの対策として、

1.3日間、なにもしない
2.6時~10時の間に日光浴をする
3.15分間歯磨きをする

という方法をご紹介しました。

実は1つ目が一番大事なのですが、現実的に3日間なにもしない状況を作ることが難しい方もいらっしゃるので、取り組みやすい2つ目や3つ目からやってみてください。

けれど、覚えておいていただきたいのは、なにより大事なのはご自分の身体です。
仕事や人付き合い、すべてはご自分の身体の健康があってこそです。

また、今回ご紹介した3つの対悪はうつ病になって初期の段階で有効な方法ですので、より慢性化してしまっているタイミングでは自力ではなかなか難しいので、専門の治療家や施設を頼ることも覚えておいていただけると幸いです。

 

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